SODA-子供たちへ
1. JCD Soda委員会 発足まで
社団法人日本商環境設計家協会(現一般社団法人日本商環境デザイン協会)では公益法人としての対外活動の強化が求めれれている中で、
2003年から2005年度まで品川小学校での「夏休み体験学習」として、児童・生徒にテーマに沿った建築模型を制作させるという、デザイン
指導を実施してまいりました。
・2003年度「京浜急行の高架下に新しい街をつくろう」 ・・・ 22名参加(3年生~6年生)
・2004年度「小学校の校庭に夢の商店街をつくろう」 ・・・ 24名参加(2年生~6年生)
・2005年度「高層ビルの中に未来の都市をつくろう」 ・・・ 26名参加(4年生を除く1年生~6年生)
この3年間の指導を通じて我々は、空間デザインの専門家としての予想・期待をはるかに上回る
”子供達の豊かな感性・デザインセンス”に触れることができました。そこで2006年度から特別プロジェクト チーム
「JCD SEED OF DESIGN AWARD 委員会=JCD Soda」を発足させ、さらに対象校を増やしながらデザインの啓蒙に寄与する
活動に着手しました。
「JCD SEED OF DESIGN AWARD 委員会=JCD Soda」
”Soda”は SEED OF DESIGN AWARD の略です。「次世代を担う子供達にデザインの意識 を高めてもらうこと」を目的に命名しました。具体的な活動として 私たちJCD会員が学校に伺い”デザインによる教育のお手伝い”をする 出前授業形式 と、関連団体や公共施設と共催して行う タイアップセミナーがあります。いづれも
・子供たちの夢を形にするデザイン
・子供たちの可能性を育むデザイン
・子供たちの想像力を掻き立てるデザイン
・子供たちの力とプロの力を融合させたデザイン
・子供たちが自ら考える空間デザイン
児童・生徒が共通のテーマのもとに自由にデザイン制作に取り組む、そして完成した作品を専門家が 講評・評価し、子供たちに新たな発見や発想の機会を見出させる。
JCDではこうした活動を充実させることで、社会貢献の一助となることをめざしています。
2. JCD Sodaの活動内容 出前授業形式 / タイアップセミナー